親戚の集まりで久しぶりに実家へ行ったとき、家の中に残っている荷物について話すことになりました。祖父が亡くなってから時間は経っていましたが、誰も暮らしていない部屋には家具や日用品がそのまま残っています。普段はそれぞれ忙しく、片付けのためだけに集まる機会をつくるのが難しい状態でした。
そこで、次に親族が集まる予定に合わせて、できる範囲で整理を進めることになりました。全員が同じ作業をするのではなく、形見分けをする人、書類を確認する人、台所を整理する人というように、自然な流れで役割が分かれていきました。
私は祖父の寝室を担当しました。タンスの中には衣類が残っていましたが、ポケットから古いレシートや小銭が出てくることもあり、確認しながら進める必要があります。上着の内側には、私が昔プレゼントしたハンカチが入っていました。何年も前の物でしたが、祖父が使ってくれていたことを知り、うれしいような寂しいような気持ちになりました。
一方、台所では食器や調理器具が大量に見つかりました。親族の中には持ち帰りたい人もいましたが、全員が必要な物を選ぶと、残る物もかなりの量になります。判断がつかない物は一度保留にし、最後にみんなで確認する方法を取りました。
作業の途中、親族の一人が、丸亀市で遺品整理の事ならリアライフ香川へという情報を以前見たことがあると話しました。家族が集まれる時間には限りがあるため、必要な部分だけ専門的な手を借りる方法も含めて考えることになりました。
相談する前に、形見分けする物や保管する書類をまとめておきました。作業を進めるうえで、誰の判断が必要なのかを明確にしておくと、後から意見が食い違いにくくなります。
夕方になると、家の中には段ボールがいくつも並びました。疲れはありましたが、普段なかなか会えない親族と昔の話をしながら作業できたことは、思い出に残っています。
遺品整理は、一人で黙々と進めるだけのものではありません。親族が集まる機会を利用すれば、故人の思い出を共有しながら、残す物について話し合うこともできます。無理に一日で終わらせようとせず、できることと任せたいことを分けることが大切だと感じました。
