出会いがないと嘆いていた私が新しいつながりを見つけた話

出会い

出会いがないと悩んでいたのは、30歳を目前にした2年ほど前のことでした。仕事と家の往復で毎日が過ぎ、友人の結婚や恋愛の話を聞くたびに、なんだか取り残された気分になっていました。でも、ふとしたきっかけから新しいつながりを築くことができ、出会いがない生活から抜け出せた経験を振り返ってみます。

当時は会社員として忙しく働いていましたが、職場は同世代が少なく、恋愛や友情の新しい出会いはほぼ皆無でした。マッチングアプリも試してみましたが、メッセージのやりとりが続かず、なんだか疲れてしまうばかり。出会いがないと嘆くばかりで、行動を起こす気力も薄れていました。そんなとき、学生時代の友人が地元のボランティアイベントに誘ってくれたんです。最初は気乗りしませんでしたが、気分転換になればと軽い気持ちで参加しました。

そのイベントは、地域の公園清掃活動でした。参加者は老若男女さまざまでしたが、同じ目的で集まった人たちと自然に会話が生まれました。そこで出会ったのが、趣味の読書が共通の同い年の女性でした。本の話で意気投合し、イベント後に連絡先を交換。後日、一緒にカフェで本の話をしたり、ブックイベントに足を運んだりするうちに、すっかり仲良くなりました。彼女を通じて他の友人も紹介され、交友関係が広がったんです。

この経験で気づいたのは、出会いがないと感じるのは、自分の行動範囲が狭まっていたからでした。それ以来、興味のあることには積極的に参加するようにしました。たとえば、料理教室や地元のマルシェ、オンラインの趣味サークルなど、新しい場に飛び込むことで、思いがけないつながりが生まれました。恋愛の出会いはまだこれからですが、気の合う仲間が増えたことで、毎日が楽しくなりました。

出会いがないと悩んでいた頃は、自分から動くことの大切さを見落としていました。SNSで友人の楽しそうな投稿を見て焦ることもありましたが、今は自分のペースで新しいことに挑戦しています。最近では、近所のカフェで開催されるワークショップに通い始め、そこで知り合った人たちと週末に集まる計画を立てています。

出会いがないと感じるときは、小さな一歩を踏み出すだけで世界が広がるかもしれません。私の場合は、ボランティアがきっかけでしたが、どんな形でも新しい場に身を置くことで、素敵な人たちとつながれる可能性が広がるんだと実感しています。これからも、ワクワクする出会いを求めて、積極的に動いていきたいと思います。

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